自然が生み出す芸術作品
ラガーでもエールでも「Wild」というスタイル

ABOUT

創業:2010年

創立者:チャド・ヤコブソン(Chad Yakobson)

拠点:コロラド州デンバー(Denver)

 

 Crooked Staveの拠点、コロラド州デンバーは、アメリカのビール業界を司るBrewers Association本部がある都市。アメリカ最大のビールイベントGreat American Beer Festivalも開催されるほど自由でクラフトビールの馴染む場所に、従来のビールの概念を覆すブリュワリーがCrooked Staveです。

 

彼らの芸術的なビールの最大のキーワードは「自然による創造」。創立者チャド・ヤコブソンは自らのビールを「ラガーでもエールでもなく、WILD(野生)」と表現します。

 

<100%野生酵母「ブレタノマイセス」による芸術的ビール>

地元コロラド出身のチャドは、大学時代にバクテリア・サイエンスを専攻してある運命的な出会いを果たします。それが、野生酵母「ブレタノマイセス」。ブレタノマイセスは、赤ワインの香りを阻害する「欠陥臭」を引き起こすことで知られる野生酵母で、ビールでも「オフフレーバー」の原因と指摘される、自然界の厄介者。ところが、このブレタノマイセスについて深く研究した彼は、自然を生かして適切に管理することにより、ビールに個性と唯一無二の味わいにすることを見出し、ブレタノマイセスの専門家としての知識と技術を発揮したブリュワリーの代名詞となるビールを次々と発表し、業界を驚かせました。

 

<自然を尊重する伝統製法オープンファーメンテーションとクールシップ>

全ての醸造はオープンファーメンテーションとクールシップを採用。これらは伝統的な手法で、麦汁の発酵や冷却の過程で蓋のない大きな槽を利用することを意味します。アメリカだけでなくヨーロッパでも伝統的手法としては知られてはいるものの、現在の技術革新の進んだブリュワリー設備で造るより時間や手間が非常にかかるのに加え、外気に触れている為、自然界の様々な菌汚染のリスクもあります。さらにたとえ技術と知識があったとしても、寒冷な気候と清潔な環境、そして広大な敷地という三拍子が揃った状況でないと不可能な製法であり、その不可能を可能にしたのが、チャド率いるCrooked Staveなのです。

 

さらに、原材料にも彼ららしい自然への敬意があふれています。原料は地元の契約農家からの収穫のほか、地元コロラド産の最高品質の材料を使用するなど、自然を愛し、地域からも愛され大切にされているブリュワリーなのです。

 

ブリュワリーの名前「Crooked Stave」は、ビール熟成に欠かす事の出来ない木樽を表しており、そこには木樽を大切に想う、ビール界の匠チャドの想いを込めています。

木樽とは、Stave(羽根板)をCrooked(湾曲)させたもの。木樽の羽根板は乾くと歪み、その隙間から中身が漏れます。そこに「創作意欲と才能が常にとめどなく溢れ出ている」という意味を込めているのです。つまり、枠にピッタリとはまっているような大量生産のビールとは違い、自然と共に、かつ、固定観念にとらわれない唯一無二のブリュワリーになることを最大の方針に掲げ、自らをArtisan Beer Project(匠によるビールプロジェクト施設)という名で呼んでいます。

 

豊富なクリエイティビティ―とほとばしる情熱に加え、科学と芸術から誕生する彼らのビールは、この先も変化を遂げながら常に時代の最先端を走っていきます。

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